水素水の効果を徹底検証

水素水とパーキンソン病の研究

パーキンソン病と活性酸素の関係

パーキンソン病とは脳の指令が筋肉に伝達されないことで起こる病気で、日本では1000人に1人の割合で発症するとされています。難病といわれるパーキンソン病ですが、最も研究が行われている難病の一つであり、現在薬をはじめとした多くの治療法が開発され続けています。
脳の黒質という部分が変性することでドーパミンの分泌量が減り、日常の動作が難しくなり、最終的には自分では動けないようになってしまう疾患ですが、これら脳の変性はやはり老化が原因ではないかといわれています。通常一度死んでしまった脳細胞は復活することはありません。しかし水素を投与することで、残った正常な細胞の機能を活性化させて死んでしまった脳細胞を補完することができることが、研究によって判明しているのです。

水素水とパーキンソン病

活性酸素病は沢山存在しますが、活性酸素病のなかでもパーキンソン病や脳梗塞など、脳疾患に対しての水素水の有用性が認められつつあります。実際、九州大学大学院薬学研究院とパナソニック電工の研究グループにより、水素水がパーキンソン病の予防・改善に有用であることが発表されました。また順天堂大学では、マウス実験と臨床実験を継続的に行っているのため、ここで簡単に紹介しましょう。
まずマウス実験では、1週間程度の期間水素水を飲ませた正常なマウスに、神経細胞を脱落させる薬を投与します。そして神経細胞を脱落(疑似パーキンソン病の状態)させたあとも、水素水の投与を続けた結果、水素水を投与したマウスの神経細胞の減少が抑えられたことを確認。さらには活性酸素による遺伝子損傷抑制効果も確認されました。 そしてこの後行われた臨床実験では、パーキンソン病患者に水素豊富水を毎日1リットル、1年間飲用してもらいました。するとその有用性が認められるデータが見られたとのことです。
もちろんまだ水素豊富水でパーキンソン病が治るところまではきていませんが、初期症状の段階での水素豊富水の投与は、治癒または病気の進行を抑えるのに有用とされています。がん治療同様に、薬の副作用なく治療が行える日が来るのかもしれませんね。

▼九州大学(プレス用データ)
参考文献:九州大学 PDF
▼順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院(臨床試験データ)
参考文献:順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院 PDF
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