水素水の効果を徹底検証

水素水と動脈硬化・心筋梗塞の研究

心筋梗塞と活性酸素

生活習慣病の代表格でもある動脈硬化と心筋梗塞。そのどちらもが血管が詰まることで起こる病気なのですが、これらの病気も活性酸素が原因だとされています。なかでも突然死の半数以上は心筋梗塞が死因。若い方たちがなくなっているのが特徴なのですが、ではなぜ動脈硬化や心筋梗塞は起こるのでしょうか。
心筋梗塞はまず、心臓の血管に血栓ができて詰まることで起こります。心臓の血管が詰まると数十分で心臓細胞が死んでいくのですが、これを食い止めようと、詰まった血管に大量の血液が流れていくのです。もちろんこれは人間本来の良いメカニズムなのですが、問題はこの後、詰まった血管に血流が流れたときなのです。
活性酸素が体内で大量に発生するのは、滞った血管に新鮮な血液が流れたとき。ここで発生した活性酸素は心臓を攻撃するため、免疫システムが働き血小板が集まります。そしてその結果、血小板が血管内の詰まりを発生させ、また血液が流れて活性酸素が発生するという悪循環が生まれるのです。

心筋梗塞と水素

活性酸素を除去する水素ですが、実はもう一つ“分子が小さい”という点が心筋梗塞を予防するのに役立つのではとされているのです。
これまでは薬で有効成分を届けようと試みていましたが、血栓によって血管が詰まった状態では、薬を届けることができません。しかし水素は非常に小さいことから身体の隅々にまで行き渡るため、詰まった状態でも活性酸素を取り除くことができるのです。
実際慶応大学病院の循環器内科では、水素を使用した臨床試験がスタートしており、研究結果でも有用性が認められています。

動脈硬化と活性酸素

動脈硬化は血管の老化現象と呼ばれていることから、老化を引き起こす活性酸素が原因であるということは何となく予想がつきますね。
動脈硬化が進行すると、生活習慣病や心疾患・脳疾患に繋がることから、予防が望ましいのですが、食習慣などのバランスが崩れて悪玉コレステロールが増えすぎると血管を詰まらせ、動脈硬化を進行させるのです。
この際、悪玉コレステロールを排除しようとして免疫システムが働きます。心筋梗塞同様に、身体に何か悪いことが起こると免疫システムが働くようになるのですが、この際に活性酸素が生まれてしまうのです。
そもそもコレステロール自体は悪いものではないのですが、活性酸素と結びつくことで酸化し、悪玉コレステロールになってしまいます。コレステロールが悪玉コレステロールに変わると、排除しようと免疫システムが働き、さらに活性酸素が生まれる。このような悪循環が生まれると、動脈硬化に繋がるというわけです。

動脈硬化と水素

マウスによる研究では、動脈硬化が促進されるマウスに水素水を飲ませたところ、動脈硬化の進行が抑制されたという結果が出ています。また、マウスにその他の抗酸化作用を持つ物質(ビタミンE・α-リボ酸・葉酸)などを与えた場合と比較したところ、水素水の方が動脈硬化の抑制効果が高いことが判明しているのです。 ただ、動脈硬化の予防に限らず、水素水を予防に使用する際に最も重要なことは、“継続”です。上記の実験の結果から判るように、水素は他の抗酸化物質を凌ぐパワーがありますが、体内に留まることができないという特性があります。ですから、水素水を予防として飲用する場合は、こまめにかつ継続的に飲むことが望ましいとされているのです。
→水素水の正しい飲み方とは?

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