水素水の効果を徹底検証

テレビ特集

NHK 「おはよう日本」・TBS「報道特集」

番組の概要

「おはよう日本」は、その日最新のニュースを分かりやすく伝えてくれる、NHKの朝の顔。TBS夕方のニュース番組の一コマである「報道特集」は、その日のニュースに加え、ドキュメントや話題のモノ・コトについて深堀しています。
そんな2つの番組にて、日本医科大学の太田成男(おおたしげお)教授らの研究チームが、水素医学に関する論文をネイチャーメディスンに発表したというニュースが伝えられました。太田教授が最初の論文を発表して話題となったのが2007年。映像として残っているこれらのニュースの放送年月日は不明ですが、おそらく2007年のものだと思われます。
水素水がまだ今のように知られるもっと前の、世紀の発見についての報道といえるのではないでしょうか。

2007年から異例のスピードで続く水素研究

太田教授が2007年に水素が活性酸素を除去するといった論文を発表したところ、その後多くの研究者が水素研究に乗り出し、続々と臨床研究が発表されているとのことです。太田教授によると、この研究スピードは異例の速さということですので、水素がヒトに対していかに様々な可能性を持っているかが伺えます。
水素は誰もが知っているものでしたが、まさか健康や美容にこれほどまでに活用できるとは誰も思わなかったのでしょう。未来のエネルギーとも言われている水素の活用法を発見した当時の太田教授のインタビューや、初期の研究についてこれらの番組では知ることができます。

番組の内容

ネイチャーメディスンにて発表された水素医学

NHK「おはよう日本」とTBS「報道特集」ともに、アメリカの医学雑誌ネイチャーメディスンに、水素水が活性酸素を除去するといった内容が掲載されるといったものです。おはよう日本ではその日の最新ニュースとして取り上げており、報道特集では実際に水素水がどのような働きをするのかといったところまで取材が行われています。
おはよう日本が“水素水が活性酸素を除去する効果がある”という事象を述べているのに対して、報道特集は“長寿社会”といった切り口で、“水素が健康にもたらすものとは?”といったもう少し突っ込んだ内容を伝えています。

活性酸素を除去する水素

“活性酸素の除去”は、今や美容や健康分野のトレンドワードですが、これらのニュースが伝えられた時点では、ほとんど知られていなかったのではないでしょうか。もともとミトコンドリアの研究を専門に行っていた太田教授ですが、ミトコンドリアと活性酸素は切っても切れないもの。細胞内のミトコンドリアが、人間が生きるためのエネルギーを作り出すのですが、その際に排出される活性酸素が身体を老化や病気にさせるのです。
太田教授がどのように水素に辿り着いたのかは不明ですが、今や水素研究は非常に注目度の高い分野。NHKの番組では、研究発表時の太田教授らの映像とともに、「活性酸素はストレスなどで増える」といったことや、「生活習慣病や老化の予防に水素が役に立つかもしれない」など、水素がまだまだ未知のものであることが伝えられています。

ヒドロキシルラジカルについて

活性酸素と一口にいうものの、実は様々な種類があるということをご存知でしょうか。NHKのニュースでは、「細胞を傷つける力が非常に高いヒドロキシルラジカルという活性酸素」と伝えられていましたが、太田教授の論文のタイトルにもヒドロキシルラジカルとあるように、水素は活性酸素の種類のなかでもヒドロキシルラジカルに特に強く反応するらしいのです。
活性酸素が体内にあると身体が“錆びる”と良く言われますが、これは細胞が死滅したり衰えることで起きます。なかでもヒドロキシルラジカルが細胞を傷つけることでシミ・シワといった皮膚の老化や様々な病気が引き起こされるため、活性酸素のなかでもヒドロキシルラジカルのみを除去することが重要なのです。
活性酸素を除去する“抗酸化作用物質”は沢山ありますが、水素のすごいところは身体に悪い活性酸素にのみ反応し、身体に良い活性酸素は攻撃しない点。細胞内に微量の水素を入れるだけで、約60%ものヒドロキシルラジカルが減ることを確認したとNHKのニュースでは伝えられていました。

長寿社会に必要な健康を支える水素水

NHKで伝えられたのは水素(ガス)が細胞内の活性酸素を除去するといった内容でしたが、私たちの身近なところで活用されている水素についてもっと知りたいですよね。そんな少し掘り下げた内容を伝えてくれたのが、TBSの報道特集です。
水素は活性酸素を除去しますが、引火する特性のある水素ガスを家庭で吸入するのは無理があります。そこで太田教授は、水素ガスを水に溶け込ませることで体内に取り込む“水素水”という方法を考えたようです。
今では、老化を緩やかにしてくれるといった美容面や、体力の回復を早めたり生活習慣病を予防するといった健康面がフューチャーされていますが、最初はまだまだその可能性は未知数の水素水。水素ガスが活性酸素を除去することはわかったとしても、水素水で何がどのようになるかは誰にもわかりません。そんな水素水ですが、報道特集では太田教授が実際に水素水を飲むとどのような効果が現れるかの実験を行ったことも、併せて伝えています。

抗がん剤の副作用を抑えるマウス実験

腎臓癌になったマウスに抗がん剤を投与し、その後マウスを二つの群に分けます。片方はそのまま、片方には水素水を飲ませたところ、水素水を飲んだマウスは抗がん剤の副作用が現れなかったという内容でした。
実験で使用されたマウスは映像で確認することができますが、確かに水素水を飲んでいるマウスは元気に飛び跳ねているのに対し、飲んでいないマウスは隅っこの方でうずくまっています。なぜ水素水を飲むと抗がん剤の副作用が軽減するか…という詳しい内容は報道特集では伝えられなかったので少々残念に思い調べたところ、抗がん剤は正常な細胞も攻撃してしまうからとのこと。吐き気や発疹、頭痛に全身の炎症など、副作用は人によって現れる時期も内容も違うといいますが、その原因は全て正常な細胞が攻撃されるためのようです。
ストレスが起きると発生する活性酸素ですが、抗がん剤治療中は超大量の活性酸素が発生し、それが免疫力を低下させるなどの原因だといわれています。ですから活性酸素を除去する効果のある水素水をのむことで、抗がん剤の副作用が軽減されるとのことでした。

多くの病気予防に期待される水素水

病気を未然に防ごうと様々な健康食品が販売されていますが、どれを信用してよいか分からないですよね。多分、どれも身体に良いことには変わりないのでしょうが、万病のもととも言われている活性酸素に働きかける水素水は、多くの病気予防に期待が持てます。
番組の後半、「長寿社会になるにあたり、病気にならないようにするにはどうしたら良いか」と太田教授はコメントしています。水素ガスは心肺停止後の後遺症を防ぐ・パーキンソンの治療などで現在医療の現場で用いられていますが、家庭でも手軽に飲むことのできる水素水は、予防薬に近いのかもしれません。
医療現場では濃度2%の水素ガスが使用されているとのことですが、水素水もその濃度が決め手です。インチキ商品が多いと言われている水素水のため、水素水を毎日の生活に取り入れたいのであれば、まずは本物の商品を選ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。

ウォーターサーバー